こんにちは。元アパレルバイヤーのマコです。
少し前に誕生日を迎えて、40歳になりました。
2年くらい前から、節目にはずっと使えるものを自分のために買いたいなと思っていて
ほしいものリストを書き溜めていました。
するとバッグやジュエリーや時計や…あれもこれもとだんだんリストがいっぱいになってきてしまって…。
そこでちょっと考え方を整理することに。
選ぶ基準にしたのはこの３つ。
①今の自分のお気に入り殿堂アイテムと一緒に普段から使えるか？
②流行り廃りのない普遍的なものか？
③10年後に目指したい姿に近づけるか？
①や②は結構すぐ判断しやすいと思うのですが、③はなかなか難しいですよね。。
私は50歳で何を着ていたいかなーと考えるところから始めて、10代からずっと好きなのは
ボーダーとかバレエシューズとか、結局フレンチベーシックが好きなのだなと思うに至りました。
なので目指すべきは「アイテムはシンプルだけど、上質感があるフレンチベーシックスタイル」なのかなと思います。
そして今持っているものと、これから揃えていきたいものを考えたときに
今は良い腕時計が必要！と決めました。
そうなると周りの同僚・上司（女性）の腕時計が俄然気になります…！（やはりできればリアルで身近な人とは被りたくない欲求が…）
あの人はロレックスの定番か～あの人はカルティエのタンクか～と心にメモ。
それから新品からヴィンテージまで広くネットでリサーチ（この時間が一番たのしいかも！）
2.3個候補を頭に浮かべつつ、実物を見に行くことにしました。
いつもアンティークが素敵だなーとウィンドーショッピングしていたHIROBも覗いて出会ったのが
ロレックスのアンティークのカメレオンです。
なんと一瞬でベルトが交換できてしまうのです。ラグジュアリーかつコスパ高い！
1950年代～60年代の短い間だけ作られていたそう。（そういう限定感に弱いです）
ヴィンテージは一期一会なので、その日のうちに購入を決めました！！
ロレックスといえば、ごつい感じのイメージしかなかったのですが
こちらはとても華奢できらきらっとブレスレット感覚。ヘッドは18金ホワイトゴールド、ベルトはシルバーです。
着けさせてもらったときに腕周りのサイズもちょうどでびっくり（ヴィンテージは細いことが多いので）
小さいけど、存在感抜群のヘッド部分、カメレオンはいろいろなデザインがありますが
このギザギザが一番人気だそうです。
このぷっくり感がかわいい…‼ リューズにもロレックスマーク。
着けてみたところ
この隙間からするっとベルトが取れて…
こうなります！
金具にはもちろんマークが。
そもそも販売当時のロレックスカメレオンは、何本か替えのベルトがセットになっていたそうなのですが
今回のはこのシルバーベルトのみ。
せっかくなら付け替えのベルトも欲しくてオーダーすることにしました。
HIROBさんでは好きな素材・色でぴったりのベルトが別注できます。材質によって1万円～3万円ほどでした。
私はシンプルに黒のスムース素材で作ってもらいました。
レザーベルトの端正な感じも好きです。
つけたところ
デザインは文句なしで気に入りましたが、アンティークならではの注意点も。
こちらは古いものなので手巻きタイプです。
初めての手巻きでドキドキしましたが、スタッフの方が丁寧に巻き方を教えてくださったので今は慣れてスムーズに巻けるようになりました。一度巻くと24時間程度動くそうです。
そして非防水なので、着けていく日は天気予報を必ずチェックしています。。あと手洗いの時も注意が必要です。
そんな手のかかる一面もありますが、私にとってはその不便さよりも素敵さが勝りました。
HIROBさんでは購入後にオーバーホール（時計内部のムーブメントを分解・洗浄して組み上げる作業）を無料でしてくれて、納期は2か月弱でした。
余談ですがその間に「やまとなでしこ」のドラマが再放送されて、松嶋菜々子さんにプレゼントされるのがこのロレックスカメレオン。
放送後から問い合わせが多くなったんですよ！と受け取りの際にスタッフさんからお聞きしました。その後だったら出会えなかったかも！と縁を感じました。
ロレックスのアンティークのカメレオン、これからおばあちゃんになっても大事にしていきたいと思います。
それではまた。
